お腹の中に赤ちゃんがいる間、「嬉しい」「幸せ」というポジティブな感情を抱くだけではなく、例えば、「恐怖」「不安」「悲しみ」といったネガティブな感情も経験することもあります。
産後には、生活やあなたの体がさらに変化して、今とはまた違う感情が出てきたり、ネガティブな感情をより強く感じるかもしれません。
こういった複雑な感情を抱くことはごく普通で、むしろ変化と新しい命の訪れに対する準備として必要なことです。

「ネガティブな感情は、あまり抱えたくない!」と思う人も多いと思います。しかし、感情はとっても大切な役割を果たしています。


感情に振り回されて、身動きが取れない状態になってしまうと、さまざまな問題が起きてきます。
人は勝手に感情を経験することはありません。何か「きっかけ」があります。「きっかけ」に対して「考え」、「感情」を経験します。

感情に突き動かされて「行動」することで、短期的には辛い感情がから逃れられた気になることもありますが、長期的に見ると、あなたにとって良い結果は待っていません。
つまり、悪循環に陥ってしまい、辛い感情はどんどん膨らむばかりです。